“ジャコウネコの糞からできたコーヒー”を飲んで、先人の挑戦をリスペクトする。
「ジャコウネコの糞からできたコーヒー」を飲んだことありますか?
世界中のコーヒー通から「死ぬまでに一度は飲んでみたいコーヒー」と絶賛され、世界一高価だと言われているコーヒーです。映画『かもめ食堂』や『最高の人生の見つけ方』
でも取り上げられた幻のコーヒー。
コピ・ルアク(インドネシア語 Kopi Luwak)とはジャコウネコの糞から採られる未消化のコーヒー豆のことである。「コピ」はコーヒーを指すインドネシア語、「ルアク」はマレージャコウネコの現地での呼び名である。日本では、コピー・ルアークやコピ・ルアック、ルアック・コーヒーとの呼称も通用している。独特の香りを持つが、産出量が少なく、高価である。
出典:コピ・ルアク – Wikipedia
ジャコウネコの糞がコーヒーになるというユニークさに、映画『最高の人生の見つけ方』の中で俳優ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンは笑い転げていました。笑い転げるまではいかなくても「なんでこれからコーヒーを作ろうと思ったの!?」と驚きは隠せませんが、一方で先人たちの飽くなき挑戦には尊敬の念を抱かざるを得ません。
「コピ・ルアック」は、まずはジャコウネコがコーヒーの赤い実を丸ごと口の中に入れるところから始まります。
その赤い実を器用に皮の中から甘い粒を取り出して、まるでキャンディーを舐めるように口の中で転がした後にそれを飲み込みます。しかし、この粒は周りを固い皮に守られているため、ジャコウネコの体内では消化されず、そのまま糞として排出。これを良く洗って精製したものが「コピ・ルアック」と言われるコーヒー豆になるんです。
インドネシア土産としていただいたこちらの「コピ・ルアック」は、すでにグラインドされて粉状のものでした。容器も凝っていて、インドネシア土産の雰囲気を醸し出していていいですね。
肝心の味はというと、美味しいかどうかは別として(笑)、チョコレートのようなコクが特徴的で、香りは鼻から抜けるときに、香水というか葉巻のようなほのかな香りが感じられました。これは、ムスク(musk)とも呼ばれる香料や漢方薬の一種、麝香(じゃこう)の成分も入ってるんじゃないですかね?知らないけど。
人生、死ぬまでに一度はぜひ。
コピ・ルアックが買える専門店
コピ・ルアックが飲めるカフェ
TEL:0120-798-688
住所:東京都港区赤坂9-7-1 ザ・リッツ・カールトン東京 45F
交通手段:大江戸線六本木駅より徒歩5分、日比谷線六本木駅より徒歩7分
営業時間:8:00~24:00