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“美味しいコーヒー”には必須!3つの人気ドリップポットを比較してみた。

一番美味しい最初の一滴

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コーヒーの最初に落ちた一滴を特別な意味を込めて“ファーストドリップ”と呼ぶ。最初に落ちたその一滴が一番美味しく、特別な一滴だから…

そんな、コーヒーの味を決めてしまうほどの”ファーストドリップ”において、一番重要なのが「蒸らし」であることは間違いありません。

蒸らしのポイントは”粉の上に乗せるように注ぐ”こと

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この「蒸らし」の最大の目的はお湯の通り道を粉全体に確保することにあります。

お湯が十分に染み込むことで粉は膨張し開いた状態となり、粉の内部にまで湯が通ることによって、効率の良い抽出ができる準備が整います。このとき豆が膨らむのは、コーヒー豆に含まれている”炭酸ガス”が放出されるため。このガスが十分に放出されることで粉にお湯の通り道ができ、コーヒーの成分が湯の中に抽出されるようになります。

しかし、このときたくさんのお湯を注ぎ続けてしまうと、お湯が偏ってしまい、流れやすい別の通り道ができてしまい、「抽出ムラ」が生じてしまうことも…。

そうならないためにも、少量の湯を粉の上に乗せるようにそっと注ぎ、粉全体に染み込ませることが、”ファーストドリップ”では重要になるのです。

3大人気ドリップポットを徹底比較!

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コーヒーの粉がふわぁ〜っと膨らむよう、そーっとお湯を回しかけるのに最適なのが、注ぎ口が細くなった細口のドリップポット。細く長く注げるか、そして狙ったところに落とせるか、といった点が機能面で重視したいポイントです。

そんな機能面は十分押さえたうえで、どうせ使うならかわいらしい見た目や美しいフォルムで、置くだけで絵になるポットがいいですよね。そんな女ゴコロ、男ゴコロをくすぐるドリップポットを比較してみました。コーヒー好きな人も、そうでない人も、要チェック。

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HARIO「ヴォーノ」

まずは、老舗耐熱ガラスメーカーHARIOの「ヴォーノ」。日本のメーカーのものだけど、NYで人気が出て、あっという間にプロのバリスタ御用達となったドリップケトル。


ハンドルは手に馴染む波型で握り心地が良く、ケトルいっぱいにお湯を入れていても疲れません。注ぎ口は、今回の3つの中では少し直径が大きめだけど、長い時間細くお湯が注げる形状で、お湯を注ぐ位置や量、スピードを調整しやすいんです。機能性と美しさを併せもった逸品。リーズナブルな価格も嬉しいですね。

また、湯温を1℃単位で設定できる電気加熱式ケトルタイプの「ヴォーノ」もオススメ。湯温を60℃〜96℃の範囲で設定できて、加熱後は15分間の保温が可能。コーヒーに湯温調整は必須なので、これはかなり使い勝手が良いですよ。



月兎印ステンレス・スリムポット「ビーズブラスト」

「月兎印(つきうさぎじるし)」は、フジイが藤井商店という名前だった大正15年に生まれ、”ゲット”の愛称で長年親しまれているブランド。中でもホーロー製スリムポットは、1980年の誕生以来のロングセラーです。そこからさらに”ドリップ用ポット”としての機能性にこだわったのが、このステンレス・スリムポット。


湯を細く長く、注ぐ量やタイミングをコントロールしやすいよう、口元がすっと細長く設計された「注ぎ口」、ポットを傾けたときにフタを押さえていなくても落ちにくい「フタ」、そして、素手で持っても熱くないよう、薄いステンレスの板2枚が二重に取り付けられた「取っ手」。このこだわりが嬉しいですね。それもそのはず、”金物の街”新潟県・燕三条にて、熟練の職人の手で仕上げられています。男ゴコロをくすぐる逸品。

タカヒロ コーヒードリップポット「雫」

業務用コーヒー器具の専門メーカー「タカヒロ」のドリップポット。注ぎ口は滑らかでキレのある、シャープな形状で、ポットの下部からS字状に伸びているため、注ぎ口から真下に落ちるイメージでお湯を注ぐことができ、初心者にもオススメ。フタが落ちにくかったり、ポットの開口部が広いため、手をすっぽり入れて洗えたり、軽くて女性でも扱いやすかったりなど、嬉しい工夫がいっぱい。


そして、このポットの一番の特徴は雫レベルで湯量をコントロールできること。同メーカーの通常モデルの注ぎ口が10mmなのに対し、この「雫」は7mm。たった3mmの差だけど、湯量の繊細さの違いは明確。今回紹介した3つの中でも一番、湯を細く長く注ぐことができ、注ぐ量やタイミングもコントロールしやすいドリップポットです。注いでいる様が美しくて、ついついうっとりしてしまうレベル。


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「雫」モデルも燕三条の熟練職人の手仕事であり、さらに湯量調節の性能の高さから多くのプロから支持を集め、カフェで業務用として使用されているほどの逸品です。

今回比較した人気ドリップポットの購入はこちらから

僕自身、実際に使ってみて「タカヒロ 雫」がしっくりきて気に入っているのですが、それは使う人にもよります。また、どんなドリップのイメージを持っているか、あるいはどんなコーヒーの味を出したいかによっても、マッチするドリップポットは異なると思います。まずは、気になったものを一度使ってみてください。




ちなみに、今回使用したタカヒロ「雫」は、鎌倉のカフェ「ディモンシュ」オリジナルカラーの”ツヤ消しブラック”。大人っぽいマットな黒に一目惚れで即買いでした。
※詳細はこちら(ディモンシュのサイトに移動します)

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また、余談ですが…

ダントツに美味しいトーストが焼ける高級トースターを生み出したあのバルミューダが、お湯の注ぎやすさにこだわった電気ケトル「BALMUDA The Pot」を発売。


ハンドルとノズルを研究し尽くして、最高の注ぎやすさを追求したケトル。容量0.6L(マグカップ約3杯分)とコンパクトで、かつ無駄を削ぎ落としたシンプルさ。インテリアとしても力を発揮してくれそうな逸品ですね。



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  • ばりすた
    本職:会社経営/WEBマーケター

  • コーヒー大好き。あとパン、パスタ、つけ麺、うどんなど、小麦粉中心の生活。そばアレルギーだと信じてずっと生きてきたけど、そうじゃないことが発覚して、最近そばデビュー。
サードウェーブ・コーヒーについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
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