*

すごいよ!ジェームズ・フリーマンさん(ブルーボトルコーヒーの創業者)

“コーヒー界のアップル”と言われる、サードウェーブ・コーヒーの旗手「Blue Bottle Coffee(ブルーボトルコーヒー)」が2015年2月に日本初上陸して以来、コーヒー業界が賑やかですね。実は、ブルーボトルコーヒーが日本に上陸する前(2014年9月)、僕はニューヨークに行って2店舗見て回ってきました。

ニューヨークのBlue Bottle Coffee

Berry St. Brooklyn店は、ブルックリンの町並みの特徴をうまく活かした店構え
Bluebottle00

店内もオシャレな雰囲気
Bluebottle02

サードウェーブ・コーヒーの特徴の1つ「ハンドドリップ」(ブルーボトルといえば、HARIOのコーヒードリップケトル「ヴォーノ」
Bluebottle01

ビジネス街にあるRockefeller Center店はスタンディング中心
Bluebottle04

ニューヨークでの体験はとてもワクワクするようなもので、日本でも同じように楽しめるようになると思うと、コーヒーフリークとしては嬉しい限りですが、ちょっと心配な気持ちもあります。それは、日本には昔から喫茶店文化があったとはいえ、一過性のブームに終わってしまわないか…というもの。

参考記事:海外ショップの「日本初上陸バブル」到来!

ブルーボトルコーヒー、飛躍のポイント

しかし、ブルーボトルコーヒーの日本出店後の動きを見ていると、そんな不安も吹き飛んでいきました。

py0n8izfdldkf1tmk2k4

同店には「地域とともに」というスタンスがあると感じていたのですが、フードに関しては“地産地消”の方針があって、できるだけ日本の素材を使って作っているようです。地域にうまく溶け込んでいくことは、ビジネスの継続性としてはとても重要な要素ですよね。

また、自店舗内(もしくは近くのロースター)に焙煎機を構え、「提供するコーヒーは、焙煎されてから48時間以内の豆を使用する」というのがブルーボトルコーヒーの大きな特徴の1つですが、これによってさらなる成長のチャンスをつかむことに…

「新鮮さ(フレッシュネス)」という新しい価値を提供

実は、ライバル店を押しのけて3号店の出店を決めたのです。

1号店(清澄白河)、2号店(青山)に続き、3号店も同じく東京で、代官山になります。代官山に建設中の商業施設「ログロード代官山」(4月17日に第1弾オープンす)にオープンする、サンフランシスコの人気ベーカリー「TARTINE BAKERY&CAFE」に併設したキヨスクタイプのコーヒー売店として出店するようです(第2弾オープンの5月以降)。

ログロード代官山
LOG ROAD DAIKANYAMA

計画当初は、ブルーボトルコーヒーと同じくアメリカ西海岸のサードウェーブ系カフェの1つ「Four Barrel Coffee(フォーバレルコーヒー)」が日本初上陸の予定でした。フォーバレルコーヒーは提供する豆をアメリカから空輸する予定だったのですが、ブルーボトルコーヒーが清澄白河に焙煎所を設けたことで、日本国内に鮮度の高い良質なコーヒー豆を調達できるルートができてしまったのです。それがきっかけとなり、当初の計画がくつがえって「ブルーボトルコーヒー3号店誕生」となったのです。

確かにいまブルーボトルコーヒーは、一過性の流行に乗って加熱しすぎている感はあるかもしれませんが、このしたたかなジェームス・フリーマン氏の才覚をもってすれば、いったんブームが終息したとしても、危機を乗り切ってしぶとく定着していくのではないでしょうか。

他のサードウェーブ系カフェも、ジェームス・フリーマン氏のようなビジネスセンスやしたたかさを持って、ビジネスとして成り立たせて継続していってもらいたいものです。そして、僕自身がカフェをオープンする際は、間違いなく参考にしたい人。
freeman

シェアする


ad_PC用


follow us in feedly
  • ばりすた
    本職:会社経営/WEBマーケター

  • コーヒー大好き。あとパン、パスタ、つけ麺、うどんなど、小麦粉中心の生活。そばアレルギーだと信じてずっと生きてきたけど、そうじゃないことが発覚して、最近そばデビュー。
サードウェーブ・コーヒーについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
PAGE TOP ↑