伝統からの新しい提案、スタイリッシュでエコなコーヒーフィルター
プロダクトデザイナーの馬渕晃氏、五島史士氏、辻諭氏の3人で立ち上げたブランド”224 porcelain”から登場した、陶器のコーヒーフィルター”Coffe hat(カフェ ハット)”。スタイリッシュなデザインに仕上がっています。
紙のいらないコーヒーフィルター
このコーヒーフィルターは紙を使わないセラミック製で、遠赤外線効果とミクロの穴が水のカルキ臭や不純物を取り除いてくれて、まろやかで飲みやすいコーヒーが楽しめます。水道水を注げば、浄水器の代わりとしての機能も果たしてくれるんですね。
紙のフィルターとは違って使い捨てではなく、洗えば何度も使えるし、目が詰まってきたらコンロなどで焼いて不純物を燃やすことで目詰りが解消できるので、半永久的に使うことができます。
伝統ある陶器で、現代のライフスタイルへ新たな提案
この陶器フィルターは肥前吉田焼でできていて、その産地・佐賀県嬉野(うれしの)市には澄んだ空気と水に恵まれた大自然が広がっています。
この肥前吉田焼は、九州の焼き物として有名な有田焼と同じように古い歴史と技術がありながらも産地特有の様式を持たないため、伝統技術をベースとしながらも現代のライフスタイルに合ったプロダクトの提案が可能になったとのこと。紙のフィルターと同じ速度でドリップできるように陶器の厚みにこだわったり、マグカップに注いだ量が確認できるように陶器フィルターを支えるコースター(三つ葉)のデザインも工夫されたりと、考えつくされたプロダクトなんです。
スタイリッシュと使いやすさをとことん追求したエコアイテム、224 porcelainの”Coffe hat”。スペシャルティコーヒーを自宅でゆっくり楽しむ。そんなライフスタイルにぴったりの逸品ですね。
